[PR]今日のニュースは
「Infoseek モバイル」

このサイト作成にあたって

HOME | bottom

1) 孤軍奮闘

従来、いわゆるプログレッシブ・ロック、現代音楽のような「その手の音楽」は、「一人で細々と買い集めて」、「こっそり聴く」というパターンが多かったように思う。私の場合、あの頃は幸い「その手の音楽」に理解(理屈ではなく、楽しめることが解るという意味です)を示す友人がいたものだが地理的要因などで離れてしまい、年を追う毎に孤立していく。ただ溜まっていく一方のCDコレクションは、「聴くために使える時間」とのバランスを欠き、死蔵品への道をたどるのか?

2) インターネットの普及に伴って

1990年代後半以降、インターネットの普及に伴って、状況は足早に変化しはじめました。従来は孤立していたファン同志との情報交換により、いままで知り得なかった情報知識の収集、貴重な音源の入手や交換、更にファン同志の会合などで交流を深めるなど、まさに「新時代の幕開け」でした。いつもお世話になりっぱなしの私でしたが、先人達に後れを取りながらも、WEBサイト開設を思い立ちました。ところがプログレ、特に英国系のアーティストを扱うファンサイトは既に多数存在し、クオリティも非常に高いので、「私があえてWEBサイトを立ち上げる意義はあるのだろうか」という疑問も生じます。まぁ、それでも良いから気楽にやってみようかなぁ、と。 で、これといった根拠もなくジャーマン物を中心に取り上げてみました。 この分野ならば歌詞を扱う機会が少なく、外国語の苦手な(何のとりえもない、とした方が正確かもしれないが)私には好都合だったりします。

3) ジャーマンプログレ、ジャーマンエレクトロニックミュージックとは?

1970年代初期、旧西ドイツで発祥した音楽シーンで、シンセサイザ、シーケンサなど電子楽器(電子装置と言うべきか)やテープ操作(後のサンプリング)を前面に押し出した音作りが特徴です。メロディらしいものを持たない電子音や効果音、あるいは執拗に繰り返す反復フレーズ反復リズムに身を任せてしまう、純粋に「音」を楽しむための作品群であると言えるでしょう。もちろん、電子音楽に限らずロック寄りの作品やシンフォニック系の作品なども多数存在しています。

4) ジャーマンプログレとの出会い(個人的回想)

1970年代、私はビートルズを起点に洋楽ポップス/ロックを聴きはじめ、しだいにプログレッシブロックに傾倒していくようになった。対象はもちろん英国五指、すなわちキング クリムゾン、ピンク フロイド、EL&P、イエス、ジェネシスが中心であったが、この頃、ジャーマンプログレの、極めて異様な音楽を耳にすることになる。音源はFM放送だったり、レコード店の試聴コーナー(友人の勧めで聴いてみた等)だったが、ロックと呼ぶには無理のある、あまりに「プログレッシブ」なサウンド(笑)に驚愕した。一度聴いたら忘れられない世界が、そこにはあった。当時は、「難解」(訳が分からない、とは違うのだそうな)、「好きな人には好かれるが、嫌いな人には徹底的に嫌われる」と形容され、更に国内盤アルバムのライナーノーツには何だかよく解らない論理が延々と展開され(作者や作品に関する説明になっていない)、とにかく難しくて怖い音楽というイメージが作られていた。私も、そういうものなのかなぁ、この音群には何らかの意図があるのかなぁ、と何となく思っていた。それがナンセンスであったことに気付くまで、暫く時間を要することになる。
しかし、当時このような音楽で商売が成立した事に、お国柄を感じるほかない。

5) メジャー音楽シーンに対する影響

1980年代に入り、ジャーマンプログレの影響は世界の音楽シーンにじわじわと広まりはじめる。立役者となったのは、周知の事実ではあるが日本のアーティスト達、Yellow Magic Orchestra(YMO)と喜多郎である。
YMOは1970年代終盤に、「細野晴臣&横尾忠則 / コチンの月」「坂本龍一 / 千のナイフ」「Yellow Magic Orchestra(オリジナルミックス版)」などの作品で、ダンスビートを含む完成度の高いエレクトロニック音楽を披露した。そのサウンドは、クラフトワ−クなどジャーマンプログレとの類似性が顕著(否定する方が難しいくらい)ながら、非常にポップで衝撃的なものだった。YMOは自身の音楽を「テクノポップ」と呼び、世界的にブレイクした。以降、ニューロマンティック、エレクトロポップ、ハイエナジー、ユーロビートその他に引き継がれ、ハウス、テクノ、ドラムンベースに転じてクラブミュージックシーンを構成している。
喜多郎は、YMOと比べて、より直接的な影響を受けている。喜多郎(高橋正明)が在籍していたグループ「Far East Family Band」は、2ndアルバム「多元宇宙への旅」をVirginマナースタジオで録音し、プロデューサのクラウス・シュルツェが、喜多郎にソロ活動を薦めたと言われる。喜多郎の音楽もシュルツェやタンジェリン・ドリームなどとの類似性が確認できる。マスコミやレコード会社はこれをマインドミュージックと呼び販促を行ったが、現在ではニューエイジ、ヒーリングとして定着している。
ブライアン・イーノが提唱した環境音楽(アンビエント)も、クラスターを始めとするジャーマンプログレとの相互影響を無視できない。 更に、ニューウェーブ、パンク、オルタナティヴなど、音を聴く限りでは、CANやNEU!の焼き直しと感じることが多い。

6) お断わり&お願い

私はジャーマンプログレに関して、各アーティストのプロフィール、作品にまつわるエピソードやトピックス、レア音源などについての知識を、あいにく持ちあわせておりません。更にバンド演奏など行ったこともなく、音楽理論、楽器、演奏手法についても素人です。従いまして、記事内容のほとんどが表面的なレビューになっています。また、そのディスコグラフィーは膨大で個人レベルではフォローしきれず、未聴音源・アーティストも多数といった状況です。そこで、このWEBサイトを手掛かりに、ジャーマンプログレについて更に深く知ることができれば幸いと思います。自身の知識不足により、事実と異なる記述が含まれている場合には、ご指摘いただければ有り難く思います。

7) WEBサイト「電脳的憂鬱」

2000年夏の公開から、それなりの年月が経過して、そこそこ充実してきたと思っています。 YAHOO! Japan や google のディレクトリ検索にも掲載されました。

表紙デザインは、公開から半年少々で全面リニューアルしましたが、以降はほとんど手を加えていません。 紹介文「現在では一般的に広く認知されている〜」は、開設当初からのもので、当サイトのコンセプトになっています。 テクノなどを中心とする、おそらく年齢の若い音楽ファンと、プログレッシブ・ロックとの隙間を埋める、 そんな位置付けと考えています。 現バージョンは、機能性を重視したもので、リンクを詰め込んだデザインになっています。 POWER PICK! / UPDATED! 欄は、新着レビューへのリンクになっています。

このサイトの主な階層構造は、アーティスト選択→アルバム選択→レビュー→データ表示(オプション)となっており、 閲覧の効率を上げるため、フレーム形式を採用しました。 データ(主に写真やイメージ画)表示では、新たにウインドウを開きますが、専用ウインドウになっており、 次々と際限なく開くことはございません。

ページレイアウトには実のところ、細かい注意を払っていません。 レイアウトは閲覧者のマシン環境(OS、ブラウザ、環境設定、画面サイズなど)に依存し、サイト制作者には関知しきれないことから、読めれば十分、としています。 サイトによってはブラウザに応じてスクリプトを使い分けるテクを使っていますが、 残念ながら弊サイトでは対応しておりません。 IE以外でご覧になりますと、予期せぬ表示になるかもしれません。

配色は、「白地に黒色テキストで十分」との思想に基づき、

  1. 目立たない
  2. 読みやすい
の2点を考慮しています。 かつての個人サイトで多く見られた「どぎつい配色」「派手な画像」は排しております。 絵心はありませんので、バナーさえも用意しておりません。

WEBサイトのタイトルとHNは、曲名からとったもの。 前者は直訳(ヒントはURL)。 後者は直訳と音読みの当て字を併せたもの。 ただし「深」は語感が気に入ったので、無関係ながら拝借しております。 後者はもともと、あるTVゲームの主人公の名称として考えたものです。 そのゲームにはHN設定もあり、こちらは曲名をそのまま使ってました。 いずれもプログレとは直接関係ありません。 HP名称は「でんのうてきゆううつ」、HNは「しんしのれいん」とお読みください。

2005年になるとブログが大流行しましたが、当サイトは既にデータ構造が確立しているので、 ブログ導入の必要性は特に無いと判断しております。 これまでどおり、直接タグを編集し、更新していく方針です。

8) 今後の予定

このサイトでは体系的な音源紹介を行いたいと考えています。 ただ、コンテンツ量が増えるに従い「どこに何を書いたか記憶なし」「書きかけ放置」となり、かなりずさんな状態と思われます。 リクエストなど戴けますと励みになり、より充実していける、、、かもしれませんので、よろしくお願いいたします。

開設当初は、かなり一生懸命レビューを書いたものですが、音源紹介を追加するにつれて、 乏しい語彙はすぐに枯渇し、気がつけば「どんな音なのか、ざっと説明する程度」になっていました。 「ファンとしての思い入れを切々と書き綴る」ようなレビューは、今後も期待できないと思いますが、ご了承下さい。 header | HOME