| いろは「水」 Iroha Sui | |
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「いろは 天・地」の続編として発表された作品。泉千を中心に小久保隆、森重行敏、高島弘によるシンセサイザ部隊「ミューズ」がフィーチャーされ、シンセサイザのウェイトが高い。ここでは読経サンプルは使われず、前作に比べて、非常に聴きやすくなっている。部分的にアヴァンギャルドだが、美しいニューエイジ音楽だ。シリーズ中、もっともバランスの取れた名作と思う。 RVC RPL-8144 - total time : 40.27 |
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全体に通じる和風メロディと、控えめながら要所を締めるパーカッション群が秀逸である。
Side1は単音シンセによる、日本古典のようなイントロから、浮遊感あふれるミニマルに引き継がれる。 このシーケンスは他に例を見ない幽玄な響きであり、電子音楽ファンならばぜひ聴いておきたいところ。 #3に入ると意表をついたシーケンスの動きあり、次第に落ち着いた持続音に消されていく。 #4は、大海を思わせる、ゆったりとした演奏。 #5は「水」の章の主題曲で、躍動感あるシーケンサを巧みに使った名演だ。
Side2は打って変わって、不気味なドローンにて幕を開ける。 包み込むような電子音の響きと、かすかに聞こえる鼓動は、胎内の疑似体験。 #7もドローンが続いていく。 お囃子やパーカッションを加えたミュージック・コンクレートで、 後半はかなり強迫的になってくる。 轟音のようだが次第におさまり、静かな波の音(擬音)へ。 以降はシンセを使った美しい調べとなり、「水」の章の主題曲#9へつながる。 ラストのファンタジックなシーケンスも聴き所である。
この作品と次回作「火」は、RVC盤と称するCDが、海外で出回っていたらしい。 これのサンプル音源を入手したが、デジタル化ミスと思われる耳障りなノイズが何箇所も入っていた。 波形を取ったところ、不自然な波形(Glitch)や無音挿入が確認された。 そこで当サイトでは、これらの波形修正を行い、ほぼ問題ないレベルまで回復することができた。 また、#2終盤ではアナログマスターに起因するドロップアウトあり、これも目立たないレベルに修正した。 本アイテムは個人で楽しむために制作された物ですが、お聴きになりたい方がいらっしゃいましたら、連絡いただければ善処いたします。