
Pete Namlook
Seasons Greetings はNamlookシリーズの企画盤で、四季をテーマにしたアンビエント。ある意味、日本人好みのテーマと言えるだろう。 Seasons Greetings は、ジャケットもケースも無く、ディスク本体がビニール袋に包まれて売られていた。 蛇足ながら、ウォルター・カーロスも季節ものアンビエント作品をリリースしており、本シリーズに似た感触だったと記憶しているが、CD化されているかどうかは不明。
| Seasons Greetings =Winter= (1993) | |
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Full length Ambient CD composed by Pete Namlook SEA01 - total time : 61.05 |
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透明な響きの電子音が続くばかりの、美しいトラック。 クリアなシンセ・オルガンサウンド(パイプオルガン的ではあるが、重厚荘厳ではなく、あくまでもクール)が、 ゆっくりと脈打つように持続し、重なり合う。 雪と氷に閉ざされた世界。氷の表面は独特の青みを呈し、夕暮れは茜色に染まる。 そして月明かり、星明かりのもと、ダイヤモンドダストが舞う。まさに見事な情景描写である。 ラスト1/3くらいから、うねりが大きくなり、緊張感が増してくる。 筆者にとっては最高のヒーリング音楽で、アンビエント・シンセの最高傑作といっても過言ではない。 STOP!温暖化。 ▲
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| Seasons Greetings =Spring= (1994/06/06) | |
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この曲は4部構成で、各タイトルはオフィシャル・サイトを参照した。音を聴いた印象では、ここ日本の首都圏の季節感では、真冬並みと感じてしまう。やはり雪解けの遅い、静かな「北国の春」なのだろう。時折聴かれる鳥の鳴き声は、1994/04/04早朝、フランクフルトのスタジオの窓にて録音されたものだそうだ。 SEA02 - total time : 62:42 |
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公式トラックリストは Seasons Greetings =Spring= 1曲で、もちろんノンストップ。最初のパートは音符の数が少なく、冬そのもの。薄暗く凍てついたまま、動きのない静寂。以降、レビュー予定。 ▲
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| Seasons Greetings =Summer= (1995/08/07) | |
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「秋」よりも後にリリースされた、最終作。 Namlookは「地球温暖化を伴う、夏の熱気と日射を感じてくれ」とコメントしているが、焼け付くような日差しと、気だるく淀んだ空気が見事に「音で」表現されている。夕立を待ち焦がれるように、雷鳴も轟く。でも私たちにとっては、やっぱり「クールな夏」かなあ??日本の夏(特に都市部)は、不協和音ノイズが重く渦巻くような、耳を覆いたくなるサウンドが相応しい。 SEA03 - total time : 59.31 |
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演説で始まる導入部には、少しばかり驚くが、以降 「冬」と「春」を明朗にしたサウンドで、澄み切った夏の青空と緑を連想する。 ベースやソロギターも加わって、かなり音楽らしくなっているが、サウンドの美しさは従来どおりで、 シリーズ中で最もバランスの良い作品かも。後半、雷鳴とともに珍しくビートも加わる。 やはり日本の感覚では北海道か標高2000m以上の、楽園のような夏。 ▲
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| Seasons Greetings =Autumn= (1994/10/10) | |
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Full length Ambient CD composed by Pete Namlook and Nature SEA04 - total time : 65.26 |
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風の音に乗って、琴?がランダムにボローン、ボロローンと鳴り続ける作品。 クレジットにもあるように、風鈴のような装置を作って演奏したらしい。 落ち葉が舞うような、感傷的なイメージが表現されている。 後半になって重厚なシンセベースが加わり、緊張感が増してくるが、さらに終盤はヘヴィな単音シーケンスがダン!ダダン!ダン!ダダン!と鳴りはじめ、カタストロフ的なクライマックスへと突き進むのだ。 ▲
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| The Four Seasons (1996/09/02) | |
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Seasons Greetings の1CD総集編。 手軽に聴ける作品だが、あまり売れなかったようで、入手も比較的容易。 やはりFull Lengthでないことから、煮え切らない点は否めない。 SEA00 - total time : 74.00 |
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短縮バージョンながら、オリジナルに忠実な展開で編集されている。短くなっているが、各曲18分30秒あるので、聴き応えは十分だ。 ▲
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