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Namlook 16 - 20
Pete Namlook

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Namlook XVI "New Organic Life" (2001/02/15)

Namlookシリーズは、ついに問題作 New Organic Life 3部作へと突入。 反音楽的なノイズがゴボゴボ鳴ってる、やや下品な作風で、好き嫌いがはっきり分かれるサウンドだ。 この作品では久しぶりに、初期を思わせる実験的なサウンドを堪能できる。ほぼ全編、ぐぉーーっ、ぐわぁーーっ、という「新有機生命体」の唸り声のような電子音。なんだか凄いです。飛行機のジェットエンジンみたいという説もあるけど。

PK08/156 - total time :


メロディ、和音、音階、リズムと呼べるものは皆無。シンセによる効果音。SYNのdisc 2 "The Flight"を発展させたような作風。Tangerine Dream / Zeit の2曲目以降をメタリックにした感じでもある。
  1. Genetic Drift 5.45
  2. Molecular Progression #1 9.55
  3. Klanglabor 20.13
  4. Molecular Progression #2 1.32
  5. Olan 5.00
  6. Entity 2840 3.00
  7. Reakton 1.42
  8. New Organic Life 5.36
  9. Giant Insects 8.16


Namlook XVII "New Organic Life II" (2001/09/10)

この作品はNamlookシリーズの17作目であると同時に、New Organic Lifeシリーズの2作目である。前作と同一コンセプトで、全編ノイズ。50分間、ごーーっ、ごーーっ、っと鳴るだけ。秀逸なジャケットアートではあるが、例えば 4 Voice や Namlook 14-15 あたりの音を期待すると、痛い目にあう。逆に最近のNamlookは妙に甘口で、なんだかなぁ;とおっしゃる方には、まさに痛快な逸品である。

PK08/159 - total time :


前作同様、ZEITのローパス・フィルタを開いたようなノイズが続く。ただし、リバーブの深いコズミック・サウンドではなく、異様に生々しいサウンドだ。だから、ゴォォォーッ、というより、グ・ゴ・ゴ・ゴ、ゲ・ゴ・ゴ・ゴってな感じ。押しては返す、ノイズの息吹き。途中で一瞬、ブレークビーツを刻んで、驚くけど。曲分けは無いに等しい。音程感も皆無。
  1. In the Beginning There Was Grain 2.49
  2. In and Out of Zoom 3.35
  3. Jet - Final Test 9.18
  4. Molecular Progression #3 2.35
  5. Pixel Party 3.34
  6. Airport Freak 6.37
  7. Take Me With You to the Stars 6.09
  8. Inun 6.22
  9. Sundance of the Microbes 4.35
  10. Genetic Synthesis 6.50


Namlook XVIII "New Organic Life III" (2002/10/28)


相変わらず続く New Organic Lifeシリーズは、予想通りノイズ。これまでのゲボゴボしたノイズから、シュワーッという感じに変わったといえば変わったかも。なかには新機軸っぽいトラックもある。さて、次回作はどうなる?

PK08/166 - total time : 58.04


前作よりも全般にリバーブが深くなったのか、耳当たりの良いノイズかもしれない。曲分けも、きっちり行われている。#2は単音のベース・パターンあり、ちょっと音楽っぽく聞こえる。お薦めは、新機軸の#5。コズミックな静寂のなかで、電子音がフニフニとチャットする、ちょっとした異次元サウンドを堪能できる。曲名も、洒落かなぁ。
他は相変わらずの「ゴーッ」です。
  1. Pixelconference 7.35
  2. Nocturnal Right Environment 5.59
  3. Grainology 1.53
  4. Organic Engine 11.28
  5. Interview with New and Native Organic Life 13.44
  6. Russia's NOL in Space 12.17
  7. Grain City 5.06


Namlook XIX "Music for urban meditation" (2004/02/16)


NOL III以来、なんと1年4ヶ月のインターバルを置いてリリースされた、Main Labelの連番作品。 ほんとにほんとにお久しぶり、お帰りなさい、と言いたいくらい。 キーワードはリスナーを突き放すようなドローン(DRONE)。 1時間ノンストップのサウンドエフェクト作品だ。

PK08/167 - total time : 62.00


冒頭からブーン、グェーと持続音が鳴り続ける。展開も何もなく、単音階がひたすら鳴るばかり。 Part2では、パーカッションらしきものがカリカリ、ブーン。 Part4では、奇妙な効果音(虫の声?)がキリキリ鳴ってブーン。 各Partごとに多少雰囲気が変わるものの、最後まで大体同じ感じ。 最終章だけは、空ろなパーカッション・ミニマルが流れるが、メロディやコードらしきものは皆無。 音楽としての体裁をほとんど成さない、コアな逸品である。 本当は各パートごとdisc 1枚分あって、今回のリリースのために編集された?と思えるほどだ。 異次元の精神世界から聴こえてくるかのようなドローンを堪能しよう。
  1. Music for urban meditation Part I-VII (14.09 13.36 9.04 4.17 6.16 4.38 9.56)


Namlook XX "Music for urban meditation II" (2007/04/16)

Music for urban meditationもシリーズ化され、3年余りのインターバルを置いてリリースされた。 前作ほどの極限的雰囲気はなくなり、変化のあるサウンドになった。 このアルバムは3部構成で、トラック#1-#3, #4-#6, #7-#8が連続している。

PK08/177 - total time : 79.00


基本的にはドローンであるが、サウンドエフェクトが随所に盛り込まれた。 曲展開もあり、退屈することはない。 演奏時間も20分から30分に区切られたので、聴きやすくなった。 ただし、どのセクションも大差はない。
  1. Casella 1 14.05
  2. Casella 2 9.01
  3. Casella 3 8.50
  4. Orange Ring 17.07
  5. Blue Tube 5.34
  6. Wind of Steel 8.03
  7. Gravel Rain 9.15
  8. Air Current 7.11



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