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Tubular Bells 発売30周年を記念してリリースされた「完全再録音バージョン」。 発売日もオリジナルと同じ、5月25日に設定されている。 1973年のオリジナルバージョンは、録音技術や演奏内容に若干の「粗」が存在し (チューニングの狂いやミスタッチなど、分かる人には分かるらしい)、 マイク自身も再録音の機会を伺っていたとのこと。 そして最新技術を駆使することで、完璧なハイクオリティで再現された。 やはりオリジナルの痛々しいまでの緊張感は感じられなくなったが、 ここは両者(Tubular Bells II その他含めて)を聴き比べながら楽しむのが至福の贅沢と思う。 Sally Oldfield がヴォーカルで参加。 17ものトラックがクレジットされるが、実際はPart1, Part2のみで、当たり前だが収録時間もオリジナルと大差ない。 曲分けは前例のとおり、著作権収入を多く得るために、見かけ上曲数を増やしているとのこと。 これはレコード会社からの要請(ワーナーとの契約時に義務づけられた条件)らしい。 まずはPart1。 聴きなれたフレーズながら、とても高い解像度で、爽やかな印象を受ける。 一方で、生々しい打ち込み?ベースが気色悪いくらい「うねうね」して「あれっ?」と感じる。それでも楽器が重なるにつれて、自然に溶け込んでいく。オリジナルより乗りが良く、思わず体でリズムを取ってしまうほどだ。 全体を通じて感じるのは、乗りの良さ。楽器の音量バランスやフレーズの、オリジナルとの微妙な相違。 ギターソロなど、独特の「溜め」があったりで賛否あるかもしれないが、慣れでカバーできる範囲と思う。 以下、特色ある部分をピックアップ。 #3ではヘヴィなギター隊が炸裂し、びっくりするが、オリジナルの感触が意外なほどに再現されている。面白いアレンジである。 #4へのつながりはアコギ・ソロで、オリジナルよりもライブのアレンジに近い。以降、#9まではスピード感もあり、息をもつかせぬ展開だ。 #11はPart1クライマックスの楽器紹介。オリジナルでは淡々と進むが、こちらはいきなり巻き舌で「ぐららららぁんど、ぴあのぉ!」。思わず、のけぞった。もちろん慣れでカバーできるけど。(でもやっぱりウザい。お祭り気分で暴走しちゃったか。) 時間を追うごとに少しづつBPMがアップしているようで、ノンビートながらダンサブルな仕上がりだ。 #12からPart2。冒頭は女声コーラスが入らない。 「Tubular Bellsは、Part2の前半が一番好き」との意見をよく耳にするが、本作においても#12-#14の流れは珠玉である。 まさに、とろけますね。 さあ、いよいよニセ原人のコーナーへ。いつもながらに笑えます。今度はピッチを変えて、デュエットですね。 透明感溢れる#16、そして感無量の#17へ。誰もがステップを踏むに違いない。 見事なまでの大団円でした。 このアルバムは当初、CCCDでリリースされた。 当時のインタビュー翻訳記事によれば「プロモーション音源の流出を避けるため、コピー制限をかける、とレコード会社から申し入れがあった」らしい。 カーステレオ等では再生できないなどのトラブルも報告されており、 普通のCD-DAリリースを期待したが待ちきれず、泣く泣く購入。 半年ほど遅れて、米RHINOレーベルからCD-DA化された。 購入に当たってはCCCDをつかまないように注意が必要だ。 CCCDはCD-Extra仕様で、不用意にPCドライブに入れると、圧縮音源再生キット(マルウェア?)が強制インストールされる。 この音源を聴いた方の話しでは、 トラックが変わる度に音がブチ切れ 、聴くに堪えないとのこと。 くれぐれも自動再生(Auto Run)はOFFにしておくように。 筆者はリッピングしてCD-Rに焼きなおして聴いた。
当初のリリース形態について)
なぜか日本盤のリリースは、無かったようである(DVD Audioは出てたっけ?)。 |
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上図をクリックすると、気になる右下ロゴの拡大図が見れます(29KB)。 例のごとく、必ずしも再生できることが保証されない旨、記載されています。 |