Mike Oldfield
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Saqsaywaman and the millennium

この音源はThe Millennium Bell (1999) のデモバージョンとされ、2003年初夏、ネット経由で入手した。2003年5月25日、都内某所イベントで初めて聴いたのだが、まさに衝撃。 事実関係は不明ながら、サウンドを聴く限りでは、本物であることに間違いないと思われる。

total time : (本編 53.31)


  1. Nativity 5.05
  2. Pacha Mama 5.10
  3. Excalibur 3.43
  4. Santa Maria 4.02
  5. Sunlight Shining Through Cloud 5.50
  6. The Doge's Palace 4.15
  7. Lake Constance 5.26
  8. Mastermind 3.15
  9. Broad Sunlit Uplands 3.50
  10. Emancipation 3.27
  11. The Millennium Bell 5.36
  12. Amber Light 3.52
  13. bonus tracks :
    Art In Heaven 12.20
  14. Tubular Bells 2003 the single 3.40

この音源はオフィシャルに比べ、インスト・パートが前面に出るので、よりマイクらしく感じる。 一方、オフィシャル版はクラシカルな味付けと、ヴォーカルパートの大幅増強、歌詞やテキスト追加など、ある意味「普遍的な音」に置き換えられていることが分かる。 もちろん、どちらが良い悪いというのではなく、両者をセットで楽しみたいと思う。

#1は Peace On Earth のロングバージョン。歌詞はなく、スキャット・コーラスのみ。オフィシャル版に無いフレーズが聴ける。ベルも鳴って、ゴージャスな仕上がりだ。

#2もロングバージョン。オフィシャルのような「いえいえ」は無し。コーラスはクールな感じで、パーカッションな連打が耳に入りやすい。かなり複雑なリズムアレンジである。Moonwatch (Tubular Bells lll) を思わせるシーケンスにスイッチして、#3へ続く。

#3はオフィシャル未収録の最注目トラック。漂うようなシンセ音と女性ボーカル(歌詞あり)の、とても美しい曲だ。 このメロディは Broad Sunlight Uplands 終盤(オフィシャルのハーモニカ部分)でも使われている。

やはりというか、#3から#4への流れは、オフィシャルよりも納得がいく。サンタ・マリアのコールは最初の2回だけで、以降はインストまたはスキャットのみ。オフィシャルのような、わざとらしい「連呼」は無いので、爽やかに聴けると思う。ロングバージョン。

#5はイントロの長いロングバージョンで、歌詞(アメイジング・グレイス)が異なる。コーラス部分を除き、演説がオフィシャルとは全然違う。こちらの方が乗りが良いと感じるのは気のせいだろうか。オフィシャル未収録のエレクトリック・ギターソロあり、こちらも聴き所だ。

#6はオフィシャル未収の、派手な連続下降音階が聴ける。これはインパクト絶大で、目の覚めるようなフレーズだ。オペラ風のボーカルは無く、インストゥルメンタル。

#7へのつながりは唐突で、カットの可能性もある。順当なストリングス緩衝楽章。

#8は当初、異例のラップ入りとの噂だったが、ここではサスペンス風のサンプリング・ボイスを聴くことができる。

#9は、ピアノがオフィシャルよりも太いかなぁ。終盤もハーモニカは入らず、ピアノで通す。 タイトルをコールするサンプリング・ボイスがバックで流れることもある。 やはり#7-#9は「中だるみ」ですかね、これはオフィシャルも同様ですね。 後半のクライマックスは、#10から。

#10は liberation ではなく、emancipation。オフィシャルとは全く別コンセプトと言ってよいほど雰囲気が違う。全編に渡って高らかに、かつヘヴィーに打ち鳴らされるアフリカンドラムと女声コーラス隊。そしてマイクならではの伸びやかなエレクトリック・ギター。まさにOmmadawnやAmarokを彷彿とさせる、ポジティブなエネルギーに満ち溢れている。当然ながら朗読は入らず、ノイズに埋もれながらブチ切れる「迷い」もない。

Amber Light抜きで、即座に#11へ。これはオフィシャルとは全くの別テイク。 シャープでアップテンポなテクノビートは、#1をベースにしたアレンジで、 時折♪Sunlight Shining Through Cloud .... のボーカルが加わる。 基本的には疾走するトランステクノ。 後半に一度だけ鐘が鳴るのはオフィシャルと同様だが、その前後は無音という、思い切ったアレンジだ。 オフィシャルはクラシックな四つ打ちビート。よりシンフォニックなアレンジであり、好対照だ。

フレーズと鐘の音が次第に減速していき、そのまま#12へ。イントロはソロギター。 そしてコーラス隊とドラム隊による、壮大なエンディングへと向かう。やはりオフィシャルよりも盛り上がっているようだ。

ボーナストラックの#13は、1999-12-31、ベルリンで演奏されたトラック。 スタジオ・デモ音源か、ライブのサウンドボード録音かはよく分からないが、観客の声は聞こえない。 音圧が高すぎるので、若干レベルを下げて収録した。

#14は、Tubular Bells 2003 のシングルバージョン。 重厚でドラマティックなクラブミックスという趣き。 オリジナルに無いフレーズの動きや、曲構成の相違あり聴き応えのあるトラックだ。 CDリリースは不詳につき、ここではDVDの音声を収録。 収録にあたって、48kHzから44.1kHzにダウンコンバートしている。

この音源はネット上に出回っていた128kbpsのMP3(#14を除く)を編集したCD-Rである。 アルバムはほぼ全編ノンストップだが、MP3ファイルは曲分けされており、ギャップ修正処理が必要だった。 編集の関係で、全体の演奏時間がごく僅かに縮んでいる。 音質は全編を通してオフィシャル並み。 本アイテムは個人で楽しむために制作された物ですが、 お聴きになりたい方がいらっしゃいましたら、連絡いただければ善処いたします。


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