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2000年5月13-14日、マグマ結成30周年記念コンサートがパリ、モンマルトルにて開催された。 演奏内容は「トゥーサムターク3部作」全曲。 すなわち第1章「トゥーサムターク(憎悪の時)」、 第2章「ヴュルダー・イター(地球の死)」、 第3章「メカニック・ディストリクティヴ・コマンドー(破壊部隊の章)」が2時間あまりに渡って上演された。 本作は、その模様を収録した3枚組みボックス・セットである。 第1章「トゥーサムターク」はスタジオテイクがリリースされていない。 ここでは各サブタイトルが初公開されている。 第2章の「ヴュルダー・イター」全編は、この企画で初めて上演されたはずである (1990年前後のLes Voixでは、後半の4割くらいがプレイされた)。 この作品はクリスチャン・ヴァンデのソロ名義作品Tristan et Iseult O.S.T.で聴くことができる。 ここでは、幾つかの新しいフレーズが追加され、演奏時間も延長された。 特にアルバム未収録だった、凄まじいエンディングには鳥肌が立つだろう。 演奏者リストをご覧になれば判るとおり、章が進むごとにメンバー追加され、ラストの第3章「メカニック〜(MDK)」ではホーンセクションも参入。 さらに、通常は演奏されないコーダ(Kreühn Köhrmahn Iss De Hündïn)も上演されている。 まさに豪華版MDKであり、貴重なテイクではなかろうか。 3部昨全部入りであり、MAGMAの魅力を「手軽」に味わえるという意味で初心者にもお薦めで、 この作品から入るのも良いと思う。 贅沢ながら、ちょっと不満があるとすれば、次のとおり。 「ヴュルダー・イター」のトラック9の最後、ピアノのリフレインに合わせて複雑なコーラスアレンジがあるはずだが、なぜか収録されていないこと(ピアノだけが鳴っている)。 トラック10後半の盛り上がりが、ややシンプルで短いこと。 更に欲を言えば、アコースティックピアノで聴ければ最高だったかな。 それからMDK導入部の演説がコバイア語でないこと、アンコールの「HHAÏ」や無題バラード(どちらもクリスチャン・ヴァンデのボーカルが聴き所)が収録されていないこと、など。 MDK終盤の、一旦テンポが遅くなる演出(遊び?)は、要らなかったかも。 コバイア語のリリック・ブック付き。 奇妙なテキストが並んでおり、100ページ近い量がある。 そして2001年5月末に2度目の来日を果たし、熱いライブを繰り広げたことも記憶に新しい。 |
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コンサート風景(全体) |
コンサート風景(ギター&ベース) |
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コンサート風景(ボーカル陣) |
コンサート風景(御大のドラムス) |
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コンサート風景(ブラス隊) |
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