| MEKANÏK DESTRUKTÏW KOMMANDÖH (1973) | |
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3rd アルバムとなる本作(邦題:呪われし地球人たちへ)は、トゥーザムターク THEUSZ HAMTAAHK 3部作(注)の最終楽章として作曲された。従来のホーンセクションを引き継ぎながら、Stella VANDERを中心とする混声コバイア合唱団が加わり、より絶大なインパクトを持つ。 コバイア語の面白さをたっぷり堪能できる1枚だ。 本作の一部は英マナー・スタジオThe Manor Studioで録音され、サイモン・ヘイワースSimon Heyworthもサウンドエンジニアとして参画している。 Seventh REX 7 - total time : |
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Christian VANDER : ds, perc, vo, organ
Jannik TOP : bass
Klaus BLASQUIZ : vo, perc
Jean-Luc Manderlier : piano, organ
Rene Garber : bass, clarinet, vo
Claude Olmos : guitar
Stella VANDER : Choir, Organïk Kommandeühr
Teddy LASRY : blass, Organïk Kommandeühr, flute
Choir : Muriel Streisfeld, Evelyne Razymovski, Michele Saulnier, Doris Reihnardt
ミディアムテンポのリフにコバイア語MCが入り、いよいよ40分近い大曲が始まる。 CDでは7トラックに分かれているが、事実上1曲と言える。 ちょっとガチャガチャ鳴ってるがファンキーでお気に入りのスタートだ。 コバイア合唱団が加わり、緩急入り乱れた密度の高い展開に圧倒される。 時にはクラシカルに、時にはジャズ風に、そして呪術めいたりと、決して息を抜くことが出来ない。 時折加わるビブラホンの音色が鋭くて心地よい。 トラック3の終盤、「こばやぁー」後、インストゥルメンタルになってフェイドアウトするが、本来は後半へノンストップで続くはず。 アナログLP収録時間の制約で、前半後半に分けて制作されているので、仕方がない。 ただ、このインストがとても気持ち良く、もっと聴き続けたいと思えてしまう。
後半の#4は1分くらい戻って再開。ちなみに、この部分は前半とは別ミックス。 今度は「こばやぁー」後も合唱が続く。 流れるような変拍子とミニマルなリフレインが形を変えながら続いていく。 まるで、クライマックスに向けて力を貯えているかのようだ。 「行きそうで行かない」焦らし、も感じてしまう(途中、やたらと絶叫するパートがあり、耳障りと思っている)。そしてラストの大ブレイク。突然テンポが速まり、天に突き上げていくような高速リフの応酬が圧巻。最終トラックはコーダだが、最後に変なノイズが鳴っている。
この作品を聴き終えて思えることは、これはロックというよりも、 Philip Glass / Einstein On The Beachや Setve Reich / Music for large ensemble に通じる現代音楽であること。ご興味ある方は、ぜひ聴いてみていただきたい。
この作品はMAGMAの代表作であることに間違いないが、このCDに収録されるバージョンは、今ひとつ評価されていない。 一般的に、Hhaï Liveを聴け、トゥールーズを聴け、デモ版Mekanik Kommandohを聴け、となる。 たしかに装飾音が多い割には音が軽く、ライブのような緊張感やスピード感に欠けるのは否定できない。 それだけでなく、全曲通して聴けないのも、評価を下げている理由ではないかと思われる。 そこで編集版CD-Rを作成し、通し聴きが可能になったので、 お試しいただければ、と思う。
本作の「ストーリー」については手元に翻訳資料が無い(フランス語わからん)ので、割愛します。
詳しい方から教えていただいた話では、「MEKANÏK」は機械ではなく「movement」という意味らしく、それによれば「機甲破壊部隊」ではなく「破壊部隊の章」ということになる、らしい。
各トラックの邦題は、
「YOCの大きな口」カルトミュージック・コレクション
(リンク集からどうぞ)を参照いたしました。
THEUSZ HAMTAAHK 3部作について