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Christian VANDER : ds
Klaus BLASQUIZ : vo
Stella VANDER : vo
Benard PAGANOTTI : bass
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Gabriel FEDEROW : guitar
Didier LOCKWOOD : violin
Benoît WIDEMANN : kb
Jean-Pol ASSELLNE : kb
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Recorded Live on the Island Mobile at the Taverne De L'olympia in Paris
Between June 1 and 5, 1975
MAGMAの代表「曲」といえばMEKANÏK DESTRUKTÏW KOMMANDÖH (MDK)
であるが、MAGMAの魅力を端的に現しているアルバムは、本作である。
MAGMAを語る上では、もはや「常識」となっているが、筆者も異論はなく、マストアイテムとしてお薦めしたい。
演奏の細部まで克明に記録されており、神がかり的なパフォーマンスを目の当たりにできる。
ただし収録内容について、
少なくとも「当時のコンサートの模様を追体験できる」ことは、期待しない方がよい。
オリジナルVINYLは2枚組みとはいえ、各面15分強(トータル1時間少々)と、コンサートの半分程度に過ぎない。
CD化にあたって数曲追加されたが、断片的な印象は否めず、
フェイドアウト終了やフェイドイン始まりも多くて「不完全」感が強い。
ライブ音源を中心に構成されたサンプラー盤だと思ったほうが良い。
本作に限らず、MAGMAのライブアルバムは「この日は○○や□□を演奏したけど、収録されていない」
ケースが多い。
- KOHNTARK
- タイトルは変更されているが「コンタルコス」である。「はまたい!」の一喝でスタートし、1音目からロックウッドのクレイジーなヴァイオリンがガリガリと入ってくる。とかく大音量なだけになりがちな導入部を、ビシッと締めている。暫くはアルバムに忠実に演奏されるが、ロックウッドのヴァイオリンが大活躍。うめき声のようなヴォイスと共に、叙情的なピアノソロにつながるが、ご丁寧にもアルバムと同じように一旦フェイドアウトして、フェイドインされる。この部分、前後でミックスが異なり、マスターテープ自体が別々になっているようだ。後半の盛り上がりは、言葉は不要。リズムのバリエーションが凄すぎて、小音量で流していても、思わず身体が動いてしまう。ラスト2分ほどはアルバム未収録の新パート(コバイア語の歌入り)で、これまた最高。一気に昇天するようなエンディングとなる。
- EMEHNTEHT-RE
- ボーナストラック。「エメンテット・レ」は、おそらく1970年代から構想され続けた大曲で、2009年に1時間近い全長版が披露された。
ノンビートの妖しげなコーラス・リフレインは、そのイントロ部分に相当する。
アルバム「Udu Wudu」のボーナストラックにも同じタイトルが収録されたが、こちらは別パートである。
ここでは「イントロ部」に続いてインプロっぽいパートが入り、フェイドアウトで終了。
実際は続いてドラムソロ「Chorus De Batterie」が演奏されたらしい。
- HHAI
- タイトルは「LIVE」を意味するようで、クリスチャン・ヴァンデのボーカルが聴き所の人気曲である。前半は美しいメロディのオペラ調ボーカル、後半はその主題を引き継いで、迫真のインストになる。後に「エメンテット・レ」の1パートとして、丸ごと組み込まれた。
- KOBAH
- タイトルは変更されているが、1stアルバム収録のコバイアである。アレンジも異なり、コバイア語で歌われる。実況ではなくリハーサル録音らしい。アルバムよりもプログレらしい演奏だが、またしてもフェイドアウトで終了。
- LIHNS
- ボーナストラック。スタジオ録音とされる、美しい曲である。「クリング・クラング」と歌っている。途切れるように終了。
- DA ZEUHL WORTZ MEKANIK / MEKANIK ZAIN
- MDKの後半部分。「なぜ後半だけ?」という痛恨の途中始まりだが、鬼神のような演奏が、それを忘れさせてくれる。DA ZEUHL WORTZ MEKANIKはリズム強調気味ながら、スリリングな名演。MEKANIK ZAINではベース・ソロによるインタルード(コンタルコスのフレーズが聞こえてくる)を挟んで、グループ全体での、ぶつかり合うような壮絶なバトル。ヴァンでの叩きだす複雑なビートは、まるで疲れ知らず(笑)で延々と続いていく。ロックウッドのヴァイオリンも大活躍。Mekanik Kommandohでラストを締めくくり、終了。
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