Klaus Schulze
Jubilee Edition part3 (1997)

disc 21-25 - total time : 76.03 + 76.54 + 76.40 + 74.30 + 79.08 review bottom


disc 21
  1. Walk the Edge, Soundtrack 1985 46:30
  2. Ludwigs Traum, Studio 1983 29:33
disc 22
  1. The Martial Law, Concert 1983 31:17
  2. Blaue Stunde, Studio 1975 37:49
  3. A Quick One, Studio 1981 3:49
  4. Count Me In, Studio 1981 3:59
disc 23
  1. Der Ursprung der Welt, Concert 1977 26:23
  2. Midnight at Madame Tussaud's, Concert 1977 16:17
  3. Totally Wired, Concert 1977 34:00
disc 24
  1. Linzer Stahlsinfonie, Concert 1980 59:59
  2. Bona Fide, Concert 1979 14:31
disc 25
  1. 'Nuff Said, Studio 1997 79:08

25枚組みJubilee Editionも、いよいよ大詰め。 2000年のリイシュー(Ultimate Edition)では、曲順追加変更されているが、 このコーナーでは、従来の25枚バージョンにて紹介する。 これまでどおり、ざっと聴いた印象メモに留めますので、ご了承ください。

disc 21)
#21-1はサウンドトラックということで、いくつかのトラックの寄せ集めになっている。 前半は18分の中編(ただしフェイドイン)で、後半は短編集。 やや地味な「1曲目」よりも、短編の方が聴き所と思う。 現代音楽風エレクトリックサウンドやパーカッション。 あるいは良い感じの王道サウンド(すぐにフェイドアウトで終わってしまうけど)。 最後は心音ドローン(これは、なかなか格好良い)。 タイトルは「♪誰かが削りだした縁を歩いてゆくのだろう」(cosMo@暴走P)って関係ないですね。 #21-1はVelvet Voyage (Mirage)とStardancer (Body Love)を掛け合わせたような、ノンビートで素敵なトラック。 最後の残響?が雑な(急にボリュームが下がる)感はある。

disc 22)
#22-1は#3-2と同系列の作品で、このシリーズの1980年代ライブ音源としては、サウンドボード音質を保っている。 クールで軽やかなリズムトラックと、音量バランスを誤ったかのようなシンセソロやオーケストラヒットがスリリングでさえある。終盤の電子ノイズも強烈。 #22-2は、Mindphaser (Moondawn)前半部の派生トラックと思われるが、 導入部の強烈なドローン・ノイズおよび中間〜終盤にかけての脈打つようなシンセベース?と効果音が際立っている。 粗削りゆえの面白さは一押しだ。 最後の2曲は、シングルカット用に作られたかのような短編だ。 #22-3は、いまいち音質が良くないが、#22-4は、かなりイケてると思う(#1と同じリフレインが使われている)。

disc 23)
このディスクは明らかにオーディエンス録音で、音質もあまり良くない。 演奏内容は非常に良いので、資料的価値は高いと思う。 #23-1は、Mindphaser (Moondawn)全編の派生ライブバージョン。 #23-2はインダストリアル系シーケンスでスタート。 シュルツェ作品では珍しいと思われる。 #23-3も王道的作品で、中間部の超加速シーケンスが圧巻。 エンディングは唐突か?

disc 24)
#24-1は変化に富んだ長編ライブ。 一部でドラムも聴けるが、グロスコフっぽい演奏ではないようだ。 とても良い演奏内容だが、時折りブツブツと鈍いノイズが入ってくる。 筆者の環境の所為だろうか? #24-2はシーケンスとドローンの、ひねりの効いた短編。 どちらも完奏終了。

disc 25)
クールでミディアムテンポな長編。 シーケンスのシンセ音がTotem (Picture Music) っぽくて懐かしくもある。 中間部の重いビートとサンプルボイス、後半の叙情的ストリングス(シンセ)も聴き所。

まとめ)
Jubilee Editionも終盤になると音質のバラツキなどが目立ってくるが、楽曲のクオリティは相変わらず高い。 なお、同じスタイルの曲が他のディスクにも収録されていたな、と気付くケースも増えてくるが、 枚数も多く指摘しづらい状況になっている(ご容赦を)。 とにかく締めの1曲が渋くて格好良いので、とりあえずOKということで(お粗末でした)。


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